先月末に星組の秋の博多座公演の演目が発表されました。
演目の「ミーアンドマイガール」の主役ビルが、トップスター礼真琴さんではなく、専科の水美舞斗さんと、次期星組二番手の暁千星さんの役変わりです。
トップスター礼真琴さんが出演しないことについては「休養期間」ということで、ディナーショーなどでの三分割ではなく、トップスター不在の星組別箱秋公演ということになります。
宝塚星組トップスター礼真琴さんが休養
公式サイトからの発表が、トップスター礼真琴さんが出演しないことについて「休養期間」としか出なかったので、心身の体調不良などの心配の声も上がっていましたが、5月半ばに礼さん自身が「今回の休養は、病気休養や怪我のためではなく、コンディションを整え『レベルアップするため』で期間は2ヶ月ほど」とコメントしたため、ファンの動揺は落ち着きました。
トップスターが多忙なことは、就任後の痩せ具合からも想像がつきますが、限りある就任期間だからこそ、命懸けで取り組む姿に魅せられていました。しかし、礼真琴さんの場合は、もともとの才能が突出しているのに、常にそれ以上を期待されて実行してきたこともあり、私も納得したものの、「やはりこっちゃんのビルが観たかった」思いは残っています。特に、相手役の舞空瞳さん演じるサリーとの絶妙な掛け合いや、ラストシーンを想像するとワクワクが止まらないだけにちょっと残念です。夢咲ねねさんの退団前のディナーショーで夢咲サリーと礼ビルの場面があるそうなのですが、スカステの録画は既に消してしまったので、次回放映があった際には、録画して何度も楽しみたいと思います。
宝塚星組博多座公演主役は、水美舞斗さんと暁千星との役がわり
九州の博多座で10月9日から11月2日まで上演される「ミーアンドマイガール」の主役ビルは、花組2番手から専科へ異動した水美舞斗さんと、次期星組二番手の暁千星さんの役変わりになります。
相手役のサリーは星組トップ娘役の舞空瞳さん。実は、春の星組別箱公演も、トップスターの礼真琴さんと舞空瞳さんはそれぞれ別の公演に出演だったため、ふたりのコンビが好きなファンにとっては寂しいです。しかし、かつて花組にともに在籍し、全国ツアー公演「メランコリック・ジゴロ」や、水美さん主演のバウ公演「セニョール・クルゼイロ」でお芝居で絡んだり、タンゴを踊ったりした水美さんとのコンビや、暁さんが月組から組み替えでやってきてすぐの星組全国ツアー公演のショー「グランカンタンテ」や冬の大劇場公演「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」「ジャガービート」での暁&舞空の並びの美しさとダンスの素晴らしさは期待しかありません。
幸い博多座は首都圏や関西圏に比べて、チケットが比較的取りやすいので、この秋はぜひ遠征し、水美ビル&舞空サリー、暁ビル&舞空サリーの両公演を観し、博多座周辺〜、博多の街、太宰府などにも足を伸ばせたらいいなと思っています。
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