和希そら、退団までカウントダウン、宝塚大劇場ご挨拶は?ディナーショーも楽しみ。

タカラジェンヌ

雪組公演、ハッピー・ニュー・ミュージカル「ボイルド・ドイル・オン・ザ・トイル・トレイル」(生田大和作、演出)とウィンター・スぺクタキュラー「FROZEN HOLIDAY」(野口幸作作、演出)が、10月上旬から休演が続いていた宝塚大劇場で、2か月ぶりに再開しました。

この公演は、雪組の実力派人気スター和希そらさんの退団公演でもあります。

 

和希そらの見どころたっぷりな退団公演

ハッピー・ニュー・ミュージカル「ボイルド・ドイル・オン・ザ・トイル・トレイル」は名探偵シャーロック・ホームズの生みの親コナン・ドイルを主人公にしたミュージカルコメディです。

医師で売れない作家でもあるコナン・ドイルが、降霊術のおかげでシャーロック・ホームズと出会い、ホームズの助けを借りて人気作家になる。しかし自分が書きたかったものではないと気づいて、作品の中でホームズを殺してしまい、大騒動になるというストーリー

主人公コナン・ドイル役は、雪組トップスターの彩風咲奈(あやかぜさきな)さん。髭をつけて、ユーモラスに演じています。ホームズ役の朝美絢(あさみしゅん)さんは、開幕30分後くらいから登場します。

突然の退団発表でファンを驚かせた和希そらさんは、ドイルが原稿を持ち込む出版社の編集長ハーバード役。冒頭の編集部の場面から見せ場があり、ファンにとっては嬉しい限り。

物語後半で、ホームズの連載の打ち切りが決まり和希編集長が「本日限りで退職させていただきます」と言うと、編集部員たちが「ダメです。やめないで!」と迫る、客席も共感しきりの場面もあります。

二幕のウィンター・スぺクタキュラー「FROZEN HOLIDAY」は雪組100年を記念した豪華なレビュー。

100周年を迎えた「FROZEN HOTEL」を舞台に彩風扮する支配人が100年に一度咲くという雪の花の開花を見るために集まってきたエンターテナーたちをもてなすという形で、華やかなシーンが繰り広げられていきます。

クリスマスから新年へ季節は変わり、クリスマスソングやハッピーニューイヤーソングが次々と登場し、フランク・ワイルドホーン作曲の新曲「SNOW FLOUR WILL BLOOM」で、物語はクライマックスに。雪の白色に、サンタクロースの赤色がアクセントとなり、みた目も楽しいショー。

ここでも和希そらさんの歌声が耳に心地よく響き、フィナーレにも彩風咲奈さんと和希そらさんとのダンスシーンがあり、和希そらさんのファンにとっては、嬉しい限りです。

開幕が大幅に遅れた上に、途中休演もあり、観劇できなかったファンも多いこの公演ですが、和希そらさんの見どころがたっぷり詰まっているので、ぜひとも千秋楽のライブ中継やライブ配信でても観たい作品です。

 

宝塚大劇場千秋楽の挨拶は?

2度目の東上作品となった「双曲線上のカルテ」の千秋楽のカーテンコールで、和希そらさんは以下のような内容の挨拶をされました。

「一度きりの人生、限りある命の時間、どのように使い、どう生きていくのか。自分にとってより良い最善の幸せを選んで幸せに生き抜く」

「たとえそれが今までになかった道だとしても、誰かからみて不正解だと言われる道だとしても、自分が選んだ道を一度きりの人生を後悔なく生きる」

「それを考えるきっかけをこの作品がくれたことで、これからの人生ますます幸せな日々が訪れるんじゃないかと私は大いに期待しています」

当時は、作品に沿った挨拶と捉えられていましたが、その一週間後に和希そらさんの退団が発表されると、ファンの間では、密かな「匂わせ」でもあったのではないかと話題になりました。

12月13日(水)の宝塚大劇場での退団者の挨拶で、和希そらさんがどんなご挨拶をするのか、注目されていました。

千秋楽の配信をレポートしたので、こちらからお読みください。

和希そら、雪組千秋楽配信レポ。宝塚大劇場での最後の挨拶、正装に赤い薔薇。
雪組公演、ハッピー・ニュー・ミュージカル「ボイルド・ドイル・オン・ザ・トイル・トレイル」(生田大和作、演出)とウィンター・スぺクタキュラー「FROZEN HOLIDAY」(野口幸作作、演出)が、宝塚大劇場で、千秋楽を迎えました。 この公演...

 

 

クリスマス・イブに、一度限りのディナーショー

退団に先立って、和希そらさんのディナーショー「Vie.」の開催が発表されました。

クリスマス・イブの晩に、下級生2人(咲城けい、華純沙那)との一度限りのディナーショー。

チケットを手にいれるのは超困難ですが、今回から抽選方式での販売となりました。従来の「繋がらない電話をかけ続けるストレス」からは解放されるのは、喜ばしいことです。

まだ発表はされていませんが、ライブ配信をぜひお願いしたいところです。

そして、残念ながら、宝塚大劇場では大半の公演が休演となってしまいましたが、来年の東京公演はぜひ完走できるように、祈っています。

 

 

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